こんにちは!
先日は関東地方が大雪で大変だったみたいですね。
その影響で飛行機が飛ばず、セドナへ来れなくなってしまったお客様も。。。涙)
今年は例年と比べると暖かな日が続いているセドナですが、
それでも朝夕はしっかり冷え込みますよ。
朝の散歩途中では、
おぉぉ、なかなか芸術的なツララが。
今日は久々に植物のお話を。
セドナはどちらかというとジュニパーなどの常緑樹が多いのですが、
川沿いに行くと̪シカモア(スズカケノキ)などの落葉樹もあります。
この時期はすっかり葉が落ちていますからね。
この白い木肌。太陽の光を浴びると一層白く輝き、とっても美しい姿に。
このように葉が落ちている時期に姿を現す植物があります。
分かりますか?
ヤドリギです。日本でも見かけますね。
英語ではMistletoeと呼ばれています。
木が葉っぱで覆われている時期は、他の葉っぱに紛れて
同じような姿をしているので分からないのですが、冬の時期はこうして
丸見えになっちゃうんです。
この植物は樹木の枝や幹に寄生して生長するのが特徴です。
樹木の幹に根を張ってそこから水分と養分を吸収して生長していきます。
だから日本では「宿り木」と名前が付いたんですね。
英語のMistltoeという名前。こちらはアングロサクソン系の人々の言葉で
MistelとTanが合わさったもの。しばしば鳥の糞がある枝にMistltoeが
生長しているのを見たアングロサクソン系の人々が、
糞(Mistel) + 小枝(Tan 、Twig) =Mistletoe (枝の上の糞)
と名付けられたとか。
うーん、あまり素敵ではない。。。
そして、「寄生」と聞くと何だかあまり印象が良くないですが、
冬でも枯れずに生長し続ける非常に忍耐強い、神聖なパワーを持つ植物として
昔から知られているんですよ。
また、こんなロマンチックなお話もあります♡
欧米では、この植物の持つ不思議なパワーから、
クリスマスにこのヤドリギの木の下にいる女性はキスを断れない、とか
キスを拒んでしまうと次の年の結婚のチャンスは訪れない、とか
そんな話から発展して、クリスマスにこの木の下でキスをすると結婚の約束を
交わしたことになり、祝福を受けられる、なーんてお話もありますよ。
確かにこちらのアメリカ人のガイドさんの話を聞いていると、
ヤドリギの話をするときには必ずこのキスにまつわる話をしていています。
この冬の時期ならではのこの姿、是非お散歩する時にはこのヤドリギを
探してみてくださいね!
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