本日ご紹介するのはセドナの街でも沢山見かけるこのサボテン。
名前はPrickly Pear Cactus(プリックリーペアカクタス)、
日本ではウチワサボテンと呼ばれる種類で
色や形も様々、200種類ほどに分かれます。
Pricklyとは英語で“トゲトゲした”、と言う意味で、
名前の通り表面は沢山のトゲで覆われているサボテンです。
8月も後半に入り、あちらこちらでこのサボテンが赤い実をつけている
様子を目にするようになりました。
このサボテンの実は昔から食用として使われてきたようで、
ジャムやシロップなどはお土産物屋さんでも良く見かけますよ。
先日知人に「この実自体を食べてみたい!」
と話していたところ、わざわざスーパーで売っている実を買ってきてくれました!
道端で見かけるのとは違い、かなり大きくずっしりしています。
何だかサツマイモみたい。。。
家にあったキウィフルーツと並べてみると
一回り大きい!
早速試食すると・・・
お!これはまさに梨の味!!
名前にPearとついているのはここからきているのかー!
と納得させられる優しい甘さのフルーツ☆
緑色の方は若干青臭さがありましたが、
意外にも甘さは赤い実よりも強く、しっかりしたお味。
種がぎーっしり詰まっているので実の水分を吸うように食べます。
砂漠に育つ植物なのにこんなに瑞々しい実をつけるなんて驚きです!
砂漠で暮らす動物達もしっかりここから水分を頂いているんでしょうね。
メキシコの食材を多く扱うスーパーではこのサボテンの実も
店頭に並んでいるようですが、残念ながらセドナのスーパーでは
いまだ見かけた事はありません。見つけたらまたご紹介しますね。
セドナのレストランでは、
サボテンのシロップを入れたマルガリータが飲めますよ~!
こちらは以前ご紹介したCowboy Club レストランにて。
自分で採って食べる時は、トゲに刺さらないよう、トングで抑えてナイフでカット、
そのまま火でトゲをしっかり焼いてから割って食べると良いそうです。
*目に見えないぐらいの小さなトゲが沢山あるのでしっかり処理して頂きましょう!
砂漠の過酷な環境で育ってきた力強さを感じるフルーツでした♪
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