2013-05-01

*嗅* セドナの植物図鑑 パート1


今セドナは新緑の春をむかえています。




セドナは砂漠地帯のアリゾナにあっても四季がはっきりしていて、
夏のモンスーンでたっぷりと雨が降る為、レッドロックの"赤"だけではなく
植物の"緑"も見ることができます。

初めてここに来たとき、青空に映えるこの赤と緑のコントラストが
美しいなぁと思ったのを憶えています。





これから"セドナの植物図鑑"と題し、セドナで見ることができる植物を
少しずつご紹介していきたいと思います!

今回はセドナの街を歩いていて見かける代表的な常緑樹をピックアップ♪



・ピニョンパイン (Pinyon Pine)

食用に十分な大きさの種子を付ける松の一種で、”松の実”として
売られているものです。ネイティブアメリカンには昔から実は食用として、
針葉は儀式での浄化のために使われており、現在もグランドキャニオン
国立公園内では彼らのみがこれを採取することが許可されています。

松の実には良質なタンパク質やオレイン酸などの不飽和脂肪酸が
多く含まれているんですよ。





・ジュニパー (Juniper)

ヒノキ科の常緑低木で実から取れるオイルはアロマテラピーでも有名。
またお酒のジンの香り付けにも使われます。
「若い果実」を意味するラテン語「Juniores」に由来しています。

アロマテラピーとしての効能は、

・体内の老廃物を排出させる。
・食欲を正常にし、肥満を改善する。
・気持ちをリフレッシュさせる。
・気持ちを前向きにさせる。

などです。

実際にジュニパーの葉と実を手で触って香りを嗅ぐと、さっぱりとしていて
吸い込む空気がきれいになる感じがして心が落ち着きますよ。



ジュニパーにはこんな種類もあります!




前回ご紹介したSlide Rock State Parkに生えていた「アリゲータージュニパー」
ワニの皮のような模様の幹なのでこの名前が付いています。




セドナを歩いていると、遠くに見えるレッドロックは圧倒される美しさですが、
足元の植物の感触や香りにも日々小さな幸せをもらっている感じがします。
また、ハイキングトレイルを歩けば更にたくさんの珍しい木々や
ワイルドフラワーに出合う事ができますよ。

セドナオフィスの周りにも緑がいっぱい☆
大きな柳の木とジュニパーの木々に囲まれ癒されています!


それでは次回の植物図鑑をお楽しみに~!





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